TOEIC勉強法

大学生がTOEICを受けるべき理由|履歴書に書けるスコア・勉強法・必要時間を徹底解説

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タカリン

TOEIC700点以上を目指す方へ実体験に基づく学習法を発信中|TOEICの勉強開始から5か月で715点を取得|文法・単語・リスニングの学習法や使用教材を紹介|TOEICのスコアアップに役立つ情報を掲載したブログ

大学生がTOEICで一定以上のスコアを取得している場合、履歴書の資格欄に記載できます。一般的には600点以上が目安とされています。

就職活動で有利になるためにも、TOEICスコアは持っておきたいものです。

「じゃあ何点を目指したらいいの?」
「TOEICスコアアップにはどれぐらい時間がかかるの?」

といった声が聞こえてきそうですね。

一般的に、企業はTOEICスコア600点近くを求めていることが多いです。

大学生活の時間を有意義に活用して、TOEICスコアアップを目指しましょう。

本記事でわかること

  • TOEICを勉強したほうがいい理由
  • 大学生が目指すべきTOEICスコア
  • スコアアップに必要な勉強時間
  • 大学生向けスコアアップのコツ
  • よくある質問Q&A

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大学生がTOEICを勉強したほうがいい3つのワケ

大学生がTOEICを勉強したほうがいい3つの理由

大学生がTOEICを勉強したほうがいい理由は以下のとおりです。

TOEICを勉強した方が良い理由

  • 就活で評価される場合がある
  • 就職後も評価される場合がある
  • 仕事の選択肢が広がる

就活で評価される場合がある

TOEICで一定のスコアを持っていると就職活動で評価される場合があります。

IIBCの調査によると、企業が社員に求めるTOEICスコアは技術部門で560点、営業部門で575点、海外部門では690点とされています。

旅行・航空業界や外資系企業などの海外と関わる可能性が高い業界では、よりTOEICに関する評価が高いでしょう。

また、TOEICテストを運営しているIIBCが公開しているデータによると、TOEIC Programを活用している企業・団体の約5割が、スコアを参考にしていると回答しています。

単にTOEICのスコアだけではなく、スコアを取るまでの過程が評価につながることがあります。

就職活動で有利になるように、TOEICで600点以上のスコアを目指しましょう。

参考:IIBC公式サイト.「データでみるTOEIC Tests|就活サポート特集」.
https://www.iibc-global.org/toeic/special/job/data.html ,(2025-05-20).

就職後も評価される場合がある

TOEICでハイスコアを持っていると、就活の時だけではなく就職後も評価される場合があります。

一定のTOEICスコアを取得することが、昇進や昇格などの条件として定められている企業があるからです。

また、海外出張や海外部署への配属などの英語が必要な仕事を任される可能性があります。

TOEICの勉強をすることは就職後も良い影響をもたらしてくれるでしょう。

大学生のうちに、比較的時間を確保しやすい時期を活用してTOEIC学習に取り組むことをおすすめします。

仕事の選択肢が広がる

TOEIC学習を通して英語力を身につけることは、仕事の幅が広がることにつながります。

英語力があると、世界中のさまざまな仕事に挑戦できる可能性が広がります。

そして、海外での生活やキャリアを考えることが可能になります。

また、英語力は多様な視点を持つ人々からのアイデアや知識を吸収するためのツールになります。

仕事の選択肢が広がるという点でも、TOEICを勉強するメリットがあります。

大学生が目指すべきTOEICスコア

大学生が目指すべきTOEICスコアの解説

大学生が目指すべきTOEICスコアについてご紹介します。

大学生のTOEICスコアの平均点は588点

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公表した『TOEIC Program DAA2023(和文)』によると、2022年度公開テストを受験した大学生35万1082人の平均スコアはリスニング317点、リーディング271点で合計588点です。

項目 内容
対象 2022年度 公開テスト受験の大学生 35万1082人
平均スコア(合計) 588点
リスニング平均 317点
リーディング平均 271点
学年別平均スコア 1年生:545点
4年生:613点
就活での目安スコア 600点
海外業務で求められるスコア 690点

リスニングの平均点はリーディングより約46点高く、近年ほとんど変わっていません。

TOEICでは、リスニングの方が先に上達しやすいようです。

学年別に見ると、1年生の平均545点が4年生では613点まで上がっています。

就活の目安である600点にはほぼ到達していますが、海外業務を視野に入れると求められる690点にはまだ開きがあります。

参考:IIBC公式サイト.「TOEIC Program DAA2023(和文)」.“[公開テスト]学生データ(P.5)”.
https://www.iibc-global.org/hubfs/library/default/iibc/press/2023/p227/2023DAA.pdf?hsLang=ja ,(2025-05-20).

企業が就活生に求めるTOEICスコア

IIBC公式サイトによると、企業が就活生に求めるTOEICスコアは、業種や職種によって異なりますが、一般的には500〜600点が目安とされています。

技術部門では平均560点、営業部門では575点、海外部門では690点が期待されており、全社員に一定の英語力が求められています 。

英語での会議や交渉できるレベルが期待されます 。

また、企業の約55%が採用時にTOEICスコアを参考にしており、英語力は就職活動において重要な評価基準となっています 。

就活生はまず600点を目標にし、希望する業界や職種に応じてさらに高得点を目指すことが望ましいでしょう。

項目 内容
一般的なスコアの目安 500〜600点
技術部門の平均スコア 560点
営業部門の平均スコア 575点
海外部門の平均スコア 690点
採用時にTOEICスコアを参考にする企業割合 約55%

参考:IIBC公式サイト.「データでみるTOEIC Tests|就活サポート特集」.
https://www.iibc-global.org/toeic/special/job/data.html ,(2025-05-20).

TOEICのスコアアップに必要な勉強時間

TOEICのスコアアップに必要な勉強時間

TOEICのスコアアップに必要な勉強時間について解説します。

スコアを100点UPさせるためには200〜300時間必要

TOEICのスコアを100点アップさせるにはどれぐらいの時間がかかるのか気になりますよね。

スコアを100点アップさせるのに大体200〜300時間は必要とされています。

あくまでも目安の時間であり、スコアアップに必要な時間には個人差があります。

英語学習経験や現在のスコア、学習方法によってスコアアップに必要な時間が違うことを覚えておきましょう。

目標スコア到達までの時間の目安がわかれば具体的な目標時間を設定できます。

続いては、目標スコアに対しても必要な勉強時間の計算方法について解説します。

目標スコアと現在の自分のスコアから必要な勉強時間を計算する

TOEICの勉強をする場合、学習時間の目安がわかっていればモチベーション維持にもつながります。

例えば、現在のTOEICスコアが500点だとして、目標スコアが600点の場合は約200〜300時間の学習が必要です。

もし1日3時間勉強できれば、2ヶ月半〜3ヶ月半で目標を達成できる可能性があります。

必要な勉強時間を割り出して、計画的に学習に取り組むことを推奨します。

【大学生向け】スコアアップの6つのコツ|TOEICの勉強法

大学生向けスコアアップの6つのコツTOEIC勉強法

大学生におすすめのTOEICスコアアップのコツをご紹介します。

スコアアップのコツ

  • TOEICの問題形式を把握する
  • TOEIC試験のテクニックを覚える
  • 狙うパートを決める
  • 本番の試験に慣れる
  • TOEIC勉強は継続することが大切
  • 計画的にTOEIC対策を進める

TOEICの問題形式を把握する

TOEICのスコアアップのコツとして、TOEIC L&R TESTの問題形式を覚えるのが良いです。

問題の特徴や傾向を知っておくことで、対策できます。

TOEIC L&R TESTの問題の特徴を詳しく解説した参考書や学習アプリなどもあります。

スコアアップを目指すなら利用してみるのも良いです。

TOEICスコアアップにつながるテクニックを覚える

大学生が600点以上のスコアを目標としている場合、テクニックを覚えるのもアリです。

試験対策のテクニックも、スコアアップに役立つ場合があるため知っておくと良いでしょう。

例えば、時間配分を決めてTOEICの試験に取り組むことや、マークシート用のシャーペンを使用して塗りつぶすのを速くするなどがあります。

他にも、問題の先読みやマークシートは印だけつけて後で塗りつぶすなどのテクニックです。

テクニックを知っておくだけで、スコアが上がる可能性があります。

目標スコアに応じて狙うパートを決める

TOEICのスコアアップのコツとして、点数の取りやすいパートを狙うという方法があります。

一般的には、リーディングパートよりもリスニングパートの方がスコアを伸ばしやすいと感じる方が多い傾向にあります。

また、リーディングパートの中では、短文穴埋め問題のPart5がスコアを取りやすいパートとされています。

スコアが取りやすいパートを狙って勉強するのも一つの方法です。

TOEIC公式問題集で本番の試験に慣れる

本番の試験同様の時間制限で、TOEIC公式問題集を解く練習をしましょう。

TOEIC L&R TESTは、200問・2時間の試験です。

2時間の長丁場の試験に慣れることにより、スコアアップにつながります。

TOEIC勉強は継続することが大切

TOEICの勉強は継続することが大切です。

コツコツと勉強を継続することでスコアアップにつながります。

継続するためには習慣化することがおすすめです。

例えば、朝に英単語を100個に目を通してから学校に行くことや、通学中はリスニングなどです。

学習を習慣化することで継続しやすくなります。

計画的にTOEIC対策を進める

TOEICのスコアアップを目指すなら、計画的に学習を進めるようにしましょう。

まずはTOEIC公式問題集を買って本番と同様の時間制限で問題を解くことで現在どれぐらいのスコアなのか確認します。

目標スコアから現在の自分のスコアを引き、あと何点必要なのかを計算します。

そして、必要なスコアを取るための勉強時間を計算しましょう。

就活の準備に入るまでに目標スコアを取得できている状態にするのが良いです。

大学生のTOEICについて気になる質問Q&A

大学生のTOEICについて気になる質問

大学生のTOEICについて気になる質問をいくつかあげます。

よくある質問

  •  何点から履歴書に書ける?
  • いつからTOEICの対策をすべき?

TOEICスコアは何点から履歴書に書ける?

TOEICスコアを履歴書に記載して評価されやすくなるのは、一般的に600点以上とされています。

企業や業界によって基準は異なる場合があります。

TOEICスコアの大学生の平均は580点前後なので、600点以上だと平均以上のスコアを取得していることをアピールできます。

いつからTOEICの対策をすべき?

就活解禁の半年以上前からTOEIC対策を始めると、余裕を持って準備ができるでしょう。

半年前からだと就活解禁するまでに数回テストを受けられるからです。

時間に余裕を持ってTOEICのスコアアップを目指すなら、大学1年生の時から進めるようにしましょう。

大学生向けのTOEIC勉強法まとめ

まとめスライドで話し合う2人の女性のイラスト

本記事では、大学生が目指すべきTOEICスコアやスコアアップのコツなどについてお話ししました。

大学生のTOEIC L&R TESTの平均スコアは、588点程度です。

また、一般的にTOEICスコア600点以上を持っていると就活で評価されます。

大学生がTOEICを勉強することで得られるメリットは複数あり、以下のとおりです。

大学生がTOEICの勉強をすべき理由

  • 就活で評価される場合がある
  • 就職後も評価される場合がある
  • 仕事の選択肢が広がる

大学生がスコアアップ目指すを場合は以下のコツを押さえておくことをおすすめします。

スコアアップのコツ

  • TOEICの問題形式を把握する
  • TOEIC試験のテクニックを覚える
  • スコアに応じて狙うパートを決める
  • 公式問題集で本番の試験に慣れる
  • TOEICの勉強は継続することが大切
  • 計画的にTOEIC対策を進める

就活の履歴書に記載してアピールできるよう、TOEICのスコアアップを目指すのも一つの方法です。

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